米粉パンやケーキが失敗!?餅のようになる5つの原因を解明

米粉パンやケーキが失敗!?餅のようになる4つの原因を解明

「米粉パンを作ってみたけど、ふんわり膨らまない」とお困りの方はいませんか?

米粉パンが餅のようになってしまう原因はいくつか考えられます。

米粉パンが膨らまないとお悩みの方はこちら

米粉は餅状になりやすい?

米粉パンは餅状になりやすい?

「米粉パンを作ってみたのですが、餅のようです。これで正解でしょうか?」というご質問をいただきます。

もちろんベーグルなどはもっちり感が強く、餅に近い食感の場合もあります。しかしレシピ通りの材料と手順で作ると、小麦に近いふんわりとした食感を楽しめます。

ではなぜ餅状になってしまうのでしょうか?原因は以下のが考えられます。

  1. 吸水率が高い米粉を使用している
  2. 発酵が足りない
  3. 米粉が沈澱してしまっている
  4. 生焼け
  5. 水分量が多すぎる

あてはまるものがないか、確認してみましょう。

1. 吸水率が高い米粉を使用している

左:吸水率が高い米粉
右:吸水率が低い米粉

米粉は品種や挽き方によって水の吸い方が変わります。

米粉パンをふんわりさせる時は、水を加えてもサラサラした右側の「吸水率の低い米粉」を使用します。「吸水率が高い」米粉を使用すると、餅のような食感に仕上がってします。

>>どこで買える?吸水率の低い米粉について

2. 発酵が足りない

発酵が不十分だとねっとりした仕上がりになります。

発酵後の見極めはレシピを参考にし、生地に使う水温や発酵温度を35-40度になるようチェックしてみてくださいね。

オーブンの発酵機能で40度に設定していても、実際には40度に達していない場合があります。

オーブンの発酵機能では、最初のスタート温度が低いため、レシピに記載されている発酵時間より長くかかってしまうことがあります。
発酵を少し長めにとるか、あらかじめ庫内を温めておくなど、調整しておきましょう。

オーブンの発酵機能や予熱を入れるタイミング

3. 米粉が沈澱している

生地のミキシングが不足すると、米粉は底部分に沈澱し餅状にねっとりすることがあります。

生地をしっかりと混ぜる、焼くまで長時間放置しないなど工夫しましょう。

また、最初は生地量が多いと難しくなります。パウンド型など小さめの型からチャレンジしましょう

パウンド型で作る米粉食パン

パウンド型で作る!
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4. 生焼け

生地にしっかり火が通っていないと、水分が抜けきらず生焼けで餅のような食感になる場合があります。

お使いのオーブンの火力が弱い場合は、焼き温度を10度あげるなど調整してみてください。

5. 水分量が多すぎる

5. 水分量が多すぎる

分量が間違っていたり、故意に水分を増やすと、どっしりと重く餅のような食感になります。

水分量は規定の範囲内で調整をしましょう。レシピのような生地の柔らかさにならない場合は、吸水率の高い米粉を使用しているかもしれません。

5つの原因をチェックし、ふわふわの米粉を楽しもう

5つの原因をチェックし、ふわふわの米粉を楽しもう

米粉パンやケーキが餅状になってしまうには、いくつかの原因があります。

あてはまるものがないかをチェックし、ふわふわな米粉パンにぜひ再度チャレンジしてみてくださいね。

ポイントがわかったら再度チャレンジ!米粉パンレシピ一覧

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